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外為17時 丸相場、3日連続143円台後半へ進行 日銀総裁見受け

2024-09-20

20日の東京外為市場で、丸相場は3日連続して進行し、17時時点では前日の同時点に比べ143円67銭まで下落した。日銀は20日の金融政策決定会合で0.25%の政策金利を据え置くと決定した。植田和男総裁がこの日午後の記者会見で政策決定に関して「時間的な余裕」があるとの見通しを示し、早期加利上げを見込んでいるとの見方が広がった。丸売り・ドル買いが進行した。

丸相場は17時過ぎに143円67銭付近まで下落した。植田総裁は20日の記者会見で、景気・物価見通しが実現していくようなら「金融緩和の終了」との見解を示した。一方、海外経済に対する不透明感などを考慮しながら、ドルやユーロなどの主要通貨に対して丸を使った動きが強まっている。

丸は対ユーロでは4日連続して下落し、17時時点では同1ユーロ160円39銭まで進行している。

ユーロは対ドルで続落しており、17時時点では同0.0019ドル高のユーロ安の1ユーロ1.1164ドル前後で進行している。

相場動向に注目が集まる中、投資家たちは慎重に展開を見守っている。今後の為替市場では、日本銀行の政策や海外経済の動向が大きな影響を与えると予想されている。特に、米国の利上げの動向やインフレ懸念が注目されており、これらを受けての市場の反応が気になるところだ。特に、この時期は投資家たちの心理が市場に大きく影響を与えるため、今後の展開に要注意である。