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松生結弦さん、復興支援で能登半島にささぐ舞 「笑顔の翼が広がって」 | 毎日新聞

2024-09-15

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プロスケーターの松生結弦さん(29)が15日、今年の元日に発生した能登半島地震の復興支援を目的とした「能登半島復興支援チャリティー演技会」に出演した。このイベントでは「挑戦 チャレンジ」と題した公演で、被災地への想いを込めた舞を披露した。

松生さんの他、プロスケーターとして活動する無良崇人さん(33)、浅田舞さん(39)、安藤美姫さん(26)の4人が出演し、グループナンバーを披露した。個人プログラムで松生さんは、「春よ、来い」と滑り、ピアノの音に合わせて高いあるディレイドアクセル(1回転半ジャンプ)や低い姿勢を保ちながら、輪を描くようにして滑る「ハイドロブレーディング」で魅了した。

今回は無観客で行われ、代わりに映像配信サービス「Lemino」を通じて有料配信を実施。収益は石川県に寄付される。さらに、能登の4カ所では、パブリックビューイングも開催された。

演技後、取材に応じた松生さんは、「つらい方もいらっしゃいますし、今元気だよっていう方も、本当にさまざまな立場の方々がいらっしゃいます。そんな方々の中で少しでも笑顔の翼が広がったらと思いました」と語った。

視聴チケットは9月30日まで販売しており、この日まで見逃し配信を行っている。