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「このまま延燃すれば沈没の可能性」海自艦艇の火災で海面長会見 不明は33人等海賊
2024-11-10
著者: 花
福岡県宗像市で10日午前、海上自衛隊の艦艇「うくしま」が航行中に発生した火災を受け、海自トップの後藤圭三海上幕僚長は同日夜、東京都・市ヶ谷の防衛省で記者会見し「このまま延燃すれば沈没の可能性がある」との見方を示した。
火災は同日午前9時50分頃に発生。宗像市の大島の沖合、約5キロで「エンジンルームから火災が発生し、1人取り残されている」と第7管区海上保安本部(北九州)に通報があった。海保と海自が救助と消火活動にあたる中、火勢が強く消火が難航しているとのことだ。
海上保安と海上自衛隊によると、発生当時は乗員40人が艦艇に乗船していたが、時点で消防隊が5人を救助し、さらに9人が海へ飛び込んで脱出。それでも、現段階で33人が不明となっている。
火災の原因はまだ明らかになっていないが、専門家は「海上での火災は非常に危険。早急な消火が求められる」と警告している。海自の艦艇は沖合で危機的な状況に置かれ、今後の対応が注視されている。
また、従来通りの邦人を含む乗員の安全確保や非難口の設置なども急がれる状況だ。さらに被害拡大を避けるため、周囲の船舶にも警戒が呼びかけられている。事態収束までの詳細な進展に注目が集まっている。