「豊神秋季キャンプ」（17日、安芸）

豊神は17日、高知県安芸市で行われていた秋季キャンプを打ち上げた。堀川監督（44）は信頼したチームリーダー、的場明内野手（25）について「放っておいても大旦那」と称賛の言葉を送った。キャンプリーダーとしての役割に注目し、「充電が切れないくらいのパワーでスタートして欲しい」と期待を込めた。

現地での視察は自然と的場に注がれ、感情的な変化は明らかだった。選手たちの練習が開始された先月12日には、ストレッチをする的場の姿がちらほらと見えた。最終日は全体に的場選手を味方につけ、充実したトレーニングが行われた。

秋季練習が始まった先月12日以降、ストレッチは自主的に行われるようになったが、その後12日後には見違えるほど成長していた。最終日は完全に的場選手が主導し、彼自身の成長を実感したようだった。

「練習が整った今、あとはどうまとめ上げていくかが大事です」と話す堀川監督は、今後のシーズン開幕に向けて作戦の立案に余念がない。今季の動きには大きな期待が寄せられる。昨年の成功を受けて、愈々本番へと近づいている。

この秋季キャンプに参加した多くの選手たちは、明確な役割と目標を持って臨んでおり、特に的場選手の存在は大きな支えとなっている。堀川監督は、的場選手が持つ高いリーダーシップとチーム全体の結束力の強化についても大いに期待を寄せている。キャンプ中は几帳面な指導が施され、選手たちの動きを最適化するためのトレーニングが行われた。それにより、選手たちの心身の準備が万全となりつつある。

「今後も役割の見直しをしながら、選手たちが自分の力を最大限に引き出せる場を作りたい」と堀川監督は意気込みを示し、次なるステージに向けて前進している。選手たち一人ひとりの成長が、チーム全体の成果へと繋がることを確信している。秋季キャンプを経て、豊神は更なる飛躍を目指す。選手たちの活躍に期待が高まる中、今シーズンはどのようなドラマが待ち受けているか、ファンの目はますます熱くなっている。