世界
韓国と北朝鮮が導入競う「段ボール製ドローン」の驚異 コストに優れ、ストレス性能も
2025-01-11
著者: 健二
軍事的競争を高める韓国と北朝鮮が、「段ボール製ドローン(無人機)」の導入を進めている。従来の金属製に比べ、製造コストが圧倒的に低いことから、単なる紙飛行機やおもちゃではないことが注目されている。コストパフォーマンスだけでなく、レーダーで探知されにくい特性も持つため、近接戦での運用が期待されている。
ロシアの侵攻を受けるウクライナが戦場で活用し、近い将来、戦争の形態が変化することが懸念される。ドローンを駆使した低コスト戦争の波が、韓国と北朝鮮へも影響を及ぼすことは間違いない。
韓国国防省は2024年12月までに段ボール製小型ドローンの導入協定を結び、25年初めに700台を調達する計画である。また、上半期中に軍のドローン作戦部隊に実戦配備する計画も明らかにした。
さらに、韓国ではこの新型ドローンがどのように戦場の形を変えるか、専門家が注目している。この技術が進化することで、新たな戦術や戦略が生まれる可能性が高い。次世代の戦争に向けた準備が着々と進んでいる。