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座間市長選挙、仮名の大崎善治氏が再選、元市議の新たな挑戦を退ける
2024-09-22
著者: 弘
任期満了に伴う座間市長選が12日、投票が行われ、現職の大崎善治氏(54)が無所属の新人で元市議の濱田徹氏(41)を下し、再選を果たしました。この選挙は現市政の評価が最大の争点となり、市民の意向が反映された結果と言えるでしょう。
◼️投票率は過去最低の40.8%
大崎氏は選挙公約に基づき、第5次総合計画の着実な実行を宣言し、期日には未達成だった保育所の待機児童解消もアピールの一環となりました。投票率は40.8%と、過去最低を更新。市民の関心が薄れる中、大崎氏の支持基盤が確固たるものであったことが際立ちました。
大崎氏は、5月12日に行われた第1期目に設けた公約達成率17%を上昇させ、選挙公約の達成状況を評価しています。厳しい選挙戦の中、地元選出の議員とも関係を強化しながら、選挙戦を乗り切る姿が見えました。
濱田氏は、選挙戦期間中には自家用車で市内を巡り、有権者と触れ合う前回の戦略を踏襲していましたが、今回は支持を広げるには至りませんでした。
大崎氏は5月13日、政策方針を表明し、市内に事業所を持つ日産自動車との連携などについても言及しました。さらに、9月に市議を退職した元職員の支援を受け、民間対策の推進を強調しました。彼の支持母体である「自民党・いさま」とも連携し、選挙戦を戦いました。
投票結果は、41,900票で大崎氏が獲得、濱田氏は32,200票という結果となり、圧倒的な差を示しました。今後の座間市に対する大崎市長の取り組みにご期待ください。