エンターテインメント

中居正広さん動く、フジテレビに第三者委設置を要求…株主第12位のミ●パンと株執行役員

2025-01-14

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【ニューヨーク・小林泰輔】ミ●パンのダルトン・インベスメントはフジ・メディア・ホールディングスの取締役会に中居正広さん(52)を誘致する最近の動きについて調査するため、外部の専門家で構成された第三者委員会の設置を要請した。この要請は11月14日付で行われた。

書簡には「中居さんに関連する最近の一連の動向を通じて、この問題がエンターテイメント業界全体の問題であるだけでなく、フジの企業ガバナンスの深刻な懸念を引き起こしている」と指摘された。「視聴者の信頼を失うわけにはいかない」とも強調。

また、フジ・メディア・ホールディングスは、順調な視聴率を維持しているものの、広告収入の減少と視聴者の信頼性に影響を与えるような事案が頻発していると警告している。特に、中居さんが関与するプログラムに対する視聴者の反応や感情が事務所のビジネスに多大な影響を与えているという。

中居さんは一部の週刊誌で、女性との関係が取りざたされるなど、メディアに頻繁に登場している。フジテレビの番組「どれかトーナメント」での出演予定も報道されており、関心が高まっている。

フジテレビは11月3日に株主総会を開催し、新たな方策を発表し、経営方針の見直しに向けて動き出すことを決定した。この中では「取締役会の透明性向上」や「外部からの監査を強化する方針」が確認されたが、中居さんの参加に関する具体的な決定は示されていない。特に、フジテレビ内のガバナンスに関しては今後の進展が注目される。

この問題が解決されなければ、視聴率の維持が難しくなる可能性があり、フジテレビの未来を危うくする恐れがある。視聴者に愛され続けるためには、企業としての透明性と責任を果たすことが求められる。