東京V強化部の交渉道 大型補強敢行…「栗DA五輪DFを獲得」と口説き文句
2025-01-10
著者: 蓮
東京ヴェルディは1月7日に2025年シーズンの開幕日を迎え、今シーズンの新加入選手が明らかになった。新加入の選手8名、獲得した別メニューの2選手を含む全選手がAGFフィールドで顔を揃え、同日に味の素スタジアムで新体制会見も行われた。この中で、渋谷海斗強化部長は新シーズンに向けて、どのように選手と交渉したのか、契約に至ったかについて明かした。
今オフ、東京Vは昨シーズンレンタル移籍でチームに加わっていたFW木村勇大(前・京都サンガF.C.)、FW獅子戸優月、DF林聖樹(ともに前・鳥取環境大学)、FW山見大登(前・ガンバ大阪)を完全移籍で獲得。また、DF福岡剛(前・ガンバ大阪)、DF茶木智哉、MF平川毅(ともに前・千葉ジェッツ)という確固たる選手たちも新たにラインアップに加わった。
強化部長は「多くのクラブからの関心を寄せられる中、選手たちとしっかりとしたコミュニケーションを重ねて契約に至った。このチームであれば、彼らの成長を促し、さらなる飛躍の場を提供できると感じている」と語った。
また、今シーズンの東京Vのシーズン目標についても言及し「J1昇格は当然の目標としつつも、ここでの経験が将来へ繋がるような成長を目指したい。我々は挑戦者として戦う」とし、選手・スタッフを一体とした新しい目的意識を持つことの重要性を訴えた。
気になる新加入選手の中では、特にFW木村選手について注目が集まっている。彼は「東京Vでのプレーは新たな挑戦であり、自分の成長に繋がると思う。このクラブの一員として、自分を証明したい」と意気込みを見せた。東京Vの強化部は、今後も積極的な選手補強を行い、J1昇格を果たすための戦力を整え続ける構えだ。
さらに、渋谷海斗部長は「過去の成功例を参考にしながら、独自のスタイルを築きたい。競争が激しいリーグで勝つためには、そして真の強豪となるために、新たな選手たちが持つポテンシャルを引き出すことが不可欠だ」と強調。
東京ヴェルディは今後のシーズンに向けて期待が高まる。
シーズン開幕を前に、各選手がすでに始動していることや、ファンミーティングなどを通じてクラブとの距離をさらに縮めていることも報じられ、注目が高まる。果たして、彼らがどこまでの成果を上げられるのか、今シーズンの動向から目が離せない。