新潟県にインフルエンザ注目報告 上昇は1医療機関あたり最も多く29.00

2024-12-19

著者: 芽依

新潟県福祉保健部は2024年12月19日、県内のインフルエンザの発生報告数が1医療機関あたり10を超えたとして、今年初めてインフルエンザ注目報告を発令した。

県によると12月9日から15日までのインフルエンザの定点報告数が全県で10.34となり、前週の6.14と比べて増加した。学校では学級閉鎖も増えているという。県内13保健所で最も報告数が多いのは上越の29.00、次いで港町の12.33となった。

今週は県内で11月11~17日の週で流行期入りしていた。

県は外出が必要な場合はマスクを着用し、人混みを避けたり、うがいや手洗いの徹底、咳エチケットなどの基本的な感染対策を心掛けたりするよう、呼びかけている。さらに、ワクチン接種の重要性も強調しており、特に高齢者や基礎疾患を持つ方々には早めの接種を推奨している。

インフルエンザの流行シーズンは通常冬季に訪れるため、今後の動向に注意が必要だ。