大相撲秋場所を制した新大関・大の里（にいおおき）が18日、新鮮な壱岐島市の「えちごトキめき鉄道」のラッピング車両に出席した。大の里は「全く想像していなかった。この良い相撲を取れるように頑張ります」と語った。

新大関は、同市にある能生中で、ハイキングを楽しんだ。トキ鉄は「（石川県の実家に）帰省する時に乗る楽しみの電車」と語り、観光振興を交えた話をしていた。

17日には壱岐島入りし、「（晴天後）初めてのイベントでわくわくしている。リフレッシュになる」と胸を高鳴らせていた。その日の夜は、中高を過ごした御城で過ごし、連続優勝がかかる九州場所（11月10日初日・福岡国際センター）に向けて英気を養った。

・大相撲とラッピング電車 今井義明社長は「このプロジェクトは、私たちの地域が大相撲で盛り上がっていることを証明する良い機会」とし、ラッピング電車の取り組みが地域活性化につながることを期待している。