テクノロジー

デザイン全振りスマホ「CMF Phone 1」国内発売。新イヤフォンも

2024-09-27

Nothing Technologyは26日、国内において新製品発表会を開催し、7月に発表されたAndroidスマートフォン「CMF Phone 1」、及び新イヤフォン「Ear(open)」の2製品の国内発売を発表した。これらの製品は10月1日を予定しており、同社公式サイトにて9月27日から予約受付も開始される。

今回は、発表された新製品や発表会の模様のレポートをお届けする。

Nothingのサブブランド「CMF」の初のスマートフォン「CMF Phone 1」は、近日中に全国発売される予定だ。

CMF Phone 1は、直販サイトで7万4,800円(ストレージ256GB)、MVNOのIIJから他社への乗り換えで7万4,800円、その他では9万7,800円(128GB)で販売される。

CMF Phone 1は、ChipsetにMediaTek製の「Dimensity 7300 5G」を採用し、8GBのメインメモリを搭載したミドルレンジのAndroidスマートフォンである。本体ストレージは128GBおよび256GBから選択可能で、最大2TBのmicroSDカードにも対応している。

また、本体ストレージを仮想メモリとして利用する機能に加え、最大16GBまでの拡張が可能だ。

OSはAndroid 14ベースの「Nothing OS 2.6」が搭載されており、Nothing Phoneシリーズに共通した特徴的なドットパターンなどを生かしたUIが楽しめる。

スペックとしては卓越した性能が特徴で、CMF Phone 1の大きな特徴としてバックパネル側のカメラ機能が挙げられている。このカメラはユーザー自身で取り外し交換が可能で、専用アクセサリーを用いることで異なる機能を持つカメラとして利用できるという。

同時に発表された「Ear(open)」は、Nothingの初のオープン形式のイヤフォンで、耳に直接取り付けるのではなく、耳穴に引っ掛けるスタイルになっている。

販売は10月1日を予定しており、価格はNothing直販サイトで7万4,800円と提示されている。さらに、予約は9月27日から受付開始となる。

オープン型イヤフォンは、周囲の音を感じながらも優れた音質を提供し、特に音楽を聴く時に高音質を実現する特許技術「Sound Seal System」が搭載されている。

同社は、特に若い世代をターゲットにしたデザインと技術で攻めており、発売を前に大きな期待が寄せられている。これにより、何が話題になるのか、ユーザーの関心を引きつけることができるだろう。