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【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】お待たせしました! 1万円台で買える高コスパモニター、EDIFIER「MR3」

2025-01-14

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PCスピーカーで独自のポジション

オーディオ分野においてスピーカーは、いずれの時代でも人気の高い製品だ。特に最近は小型のブックシェルフ型が好まれており、各社とも力を入れて開発している。

一方PCと組み合わせる、いわゆるPCスピーカーと呼ばれるジャンルは、スケール感の大きい音を求めるユーザーには物足りないが、独特のポジションを誇っている。

EDIFIERは昨年10月に新たな製品ラインを発表し、その価格は14,980円となる。

1万円台のスピーカーということもあって性能は思われがちではあるが、DTMにも使えるモニターであり、リスニング用としてハイレゾ音源も響かせる仕様となっている。コスパの良さが光る。

EDIFIERのアプローチは、アクティブスピーカー専用モデルだけでなく、独特のポジションを確立しつつある。

MR3の特徴

MR3の特徴は、ルーム調整機能が搭載されていることで、特にデザイン面においてリーズナブルでスタイリッシュなのが魅力的だ。サウンドデザインにおいても様々なEQ設定が可能で、幅広い音楽ジャンルに対応できる。

スピーカーシステム自体は125.5×185×220mmのサイズで、左右同じく設計されている。右側にはボタンや入力部分が用意されたおり、接続はステレオ入力端子やBluetoothも搭載されているため簡単に行える。

またMR3は、絶妙なテクスチャと心地よい低音域で音楽を楽しめる。中音域や高音域も非常にクリアなため、リスニング体験が増幅される。

総評

レビューを通じての音感は高く、非常に満足できるスピーカーシステムである。スピーカーラインは、デジタル接続とアナログ接続の両方に対応し、3.5mm AUXもあり、様々な接続ニーズに応えている。

サウンド品質が非常に良く、音楽に没入できる一台として、多くのリスナーにオススメしたい。これからの音楽ライフにぜひ活用していただきたい。MR3は、そのコンパクトなサイズと高品質な音質から、コストパフォーマンスの高さで今後とも人気を博していくだろう。