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【箱根駅伝】復路Vの渋谷雄介監督、下級生躍動に手応え「来年に向けては非常に明るい。山対策をしっかり固めます」
2025-01-03
著者: 葵
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(3日、神奈川・箱根町・芦ノ湖駐車場-東京・大手町=109.6キロ)往路4位から出た渋谷監督は5時間20分50秒の復路新記録で復路優勝を果たした。10時44分7秒で2年連続の総合2位に入った。
6区は矢倉亘(3年)が57分38秒の好記録で区間2位。区間新を出した青山大には離されたが、チームは3位ハイハンで待っていた。7区では小田(3年)が追加点を加え、合計で1分41秒上回る区間新記録を樹立。箱根駅伝初出走となった8区では安原海(2年)が合格。9区の村田は最終10区での小さな活躍を経た2位で流し込んだ。
復路優勝のライバル青山大学に一矢向けることができた渋谷監督は「今年は選手層が少ないと言っていたが、最後は誰を落とすかというところまで持っていった。だから最後まで、ある程度の状況を保てた」と述べた。「来年に向けては非常に明るい」とも語り、今後の山対策を強化する意思を示した。
「(今年の5区の)山岸(準大)が次は2区やると言っている。今年は山対策をしっかり固めます」とは、王座争いへの思いを語った。特に1年生の位置付けがチームの成長を促していることを強調し、来年への期待を表明した。