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仙台の17歳女性、警察からの「資金洗浄の調査」と名乗る男に1200万円の金塊などをだまし取られる
2024-12-23
著者: 健二
宮城県警仙台中央署は、12月13日、仙台市青葉区の17歳女性が金塊113キロ、約1200万円相当をだまし取られたと発表した。
発表によると、11月18日、女性の自宅に北海道警の警官を名乗る男から「マネーロンダリング(資金洗浄)の調査を行っている」との電話があった。警官を名乗る男は「あなたの持っている金は調査の対象です」と脅しつけ、女性はさらにその男に「他人名義の口座に金を移す必要がある」と信じ込まされた。
この女性は、男の指示に従い、金塊113キロを受け取る業者に手配。男は「現金を持っているなら、その金を預けて更に調査を進める必要がある」と言って、彼女に現金を渡させ、そのまま逃げてしまった。
その後、女性は男が詐欺師であることに気が付き、12月初旬、仙台中央署に相談した。
仙台市内では、同様の詐欺被害が増えており、警察は注意を呼びかけている。特に電話やメールでの身分確認を行わず、すぐにお金を要求するケースに気をつけるようにと報告している。警察は、この詐欺事件に関して犯人の特定を急いでいると説明している。
このたびの事件は、若年層を狙った新たな詐欺手口として注目を集めており、被害者は全員が警察を名乗る男に不安を煽られた結果、だまされていることが多い。この事件を受けて、警察は地域のコミュニティに対しても啓発活動を行い、注意喚起を行う意向を示している。
あなたの周囲でも同様の電話がかかってきた場合は、すぐに警察に相談してください。危険な詐欺に巻き込まれないための自己防衛が求められています。