科学
「天の川銀河の超新星」だと思われていた天体、実は史上最も明るいケフェウスだったと判明!【再報】
2025-01-05
著者: 海斗
【再報】
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ケフェウスの発見
「ケフェウス」は中心部に巨大なブラックホール(超大質量ブラックホール)を抱えており、100光年以上離れていても観測可能なほど明るく輝いています。ケフェウスはこれまでに約100万個発見されていますが、極めて明るいケフェウスの発見はごく少数に留まります。
J0529-4351の発見
オーストラリア国立大学のChristian Wolf氏などの研究チームは、「J0529-4351」という天体がケフェウスであり、その明るさは太陽の約4500倍、典型的なケフェウスの約200倍で、観測史上最も明るいケフェウスであることを突き止めました。J0529-4351は天体カタログの上では「99.98%、天の川銀河にある超新星」と誤ってラベル付けされていたことから、既に観測されているのに極端に明るいケフェウスであるとは気づかれていなかったものと考えられていました。Wolf氏らは考察していますが、他にも多数存在するため特異な事例ではないとのことです。
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(2024年3月8日公開記事)
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