上谷沙織 驚愕のダメージ!新ワールド王者に「黒い刃を自由に振るう」心理戦の裏側とは【スターダム】
2024-12-29
著者: 海斗
女子プロレス・スターダムの「ジャパンキックイン2025 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2024」が12月19日、東京・両国国技館で行われ、ワールド選手権は上谷沙織が21分29秒、回転式スタートラッシュで十四防衛を成功させた。彼女は試合後、自身が持つ「悪の女王」の称号を得るに至った。「せっかく突っ込んでいたこのベルト。狂おしいほど愛してるよ。悪の象に立ちたい私が、直面王者として、スターダムをミッチャクにしてやるよ。スターダム史上最大の悪夢の始まりだ。しっかり達成よ、ひとまず決めたよ」と語った。
彼女は悪の女王として手にした。この台詞には多くの鮮烈な意味合いが含まれていた。「まあまあ連れて行ったこのベルト。名目上私は、正当王者として、スターダムをミッチャクにしているよ。スターダム史上最大の悪夢の始まりだ。しっかり達成する。最高、一時的にやらせてもらうで」と、スターダムでの試練を実施し、武道館に君臨した。
戦闘のためのヒントを見せ付けた。場外戦でゲート上からチャンピオンの首を掴み、そのままプランチャを発射してリードも、王者に五分まで打たれ返された時だった。雪崩式タイガースープレックスを決め、腎を痛めた様子で動けなくなった上谷。客席が静まり、横に中野が不安な表情を見せ、リングドクトクがループに動き出す中、情勢を窺うドクターを呼び寄せた。
この試合後、上谷は「真っ赤なウソ。全然問題なかったね」と、どうでもいい顔をし、去っていった。昨年7月の5★STAR GP、中野との初戦で場外にプランチャを放った際に右肘を脱臼して長期欠場。この時、今月に退団した林下詩美とのユニット、キンカムスケートを守るために奮闘したが、力不足で、今年7月に極悪軍団H.A.T.E.(ヒート)入りし、悪に染まった。自らをプロレス界に導いた中野からは、悪からの濁化もしやくは提示にテーマに取り組まれた。
試合後、上谷は「本当に赤いウソ。全然問題なかったね」と語り、姿勢の受け答えを捨てた。昨夏の因縁の試合を経て「レフリーが失礼された所からの、続きをお見せしようとしたわけ」とこの試合のテーマを明かした。中野に不死鳥スプラッシングを決め、上谷が「これで終わりだと思うなよ。これが1年前の悪夢の続き」と語る姿勢は、少しでも真剣でないとさえ感じさせた。状況を貫通させようとする特訓においても、ここ数年のスターダムの流れを捉えようという姿勢を打ち出した。
上谷はリングで上達の真剣勝負を続け、選手たちの中にはリング内外でのアピールを求める者の姿が見られ、バックステージでは「強くあるを引き上げるための糸。中野が制限するだろうファニックスプラッシングをおとりにしたい作戦だった」と述べた。多くは語らず、ヒールターン以前のスタイルをあくまで重視した発言を続けた。上谷の今後の活躍が期待されているが、スターダムにおいて「優勝については全然言及なかったの、それが問題だと思われた」と思惑を口にした。