日本のチェーンストア、11月の売上概況を発表!驚きの数字が明らかに!
2024-12-24
著者: 健二
【プレスリリース】発表日:2024年12月24日
令和6年11月度・チェーンストア売上概況
●全体の概況
※会員企業数 47社/店舗数 9,307店
※総売上高 1兆6666億円(店舗調整前)94.5%(店舗調整後)103.5%
令和6年11月は、飲食品の前月比が回復しないものの、農産物の相場高や店頭価格上昇の影響などもあり、売上高は前年同月比で増加した。衣料品は季節商材を中心に動きが鈍かったが、宿泊品の動きが良かったことから、総売上高の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。
●商品別の動き
○飲食品
飲食品は、白物、長ねぎ、じゃがいも、トマト、ミニトマト、カボチャ、レタス、れんこんなどは好調だったが、ちゅうりっぷ、にんじん、しゅんぎく、パン、惣菜、ぼかしなどの動きは鈍かった。
○農産物
農産物は、豚肉、鶏肉の動きは良かったが、牛肉の動きは鈍かった。豚脂の動きは鈍かったが、ハム、ソーセージは上向きだった。
○水産物
水産物は、たら、まぐろ、ぶり、サーモン、すしネタなどの動きは良かったが、あじ、さば、いわしの動きは鈍かった。
○惣菜
惣菜は、温惣菜は、フライ、天ぷら、サラダ、冷やし中華などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良かった。
○そのほか食品
その他食品は、米、チルド飲料、野菜系飲料、アイスクリーム、ヨーグルト、冷凍食品、冷凍野菜、パスタ、揚げ物、海老、調味料、スナック、ピザ、インスタント麺、ラーメン、などの動きは良かったが、油、小麦、スパイス、パン粉、ピザ生地、清酒、燗酒、ビールなどの動きは鈍かった。
○衣料品
衣料品は、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツ、薄手アウター、スーツ、ジャケット、スラックスなどは動きが悪かった。
○婦人衣料品
婦人衣料品は、ラグランアウター、セミロング、シアーなラグランシャツ、カジュアルボトムス、ニット、カーディガンなどの動きは鈍かったが、カットソー、コート、アウターなどの動きは良かった。
驚きの数値とともに、今後の売上動向に注目が集まる。本データは、通常と異なる季節的要因により、数ヶ月間、特に飲食業が影響を受けていることが示唆されている。消費者のトレンドや購買行動が今後どう変化するのか、この結果がその一端を担っていると考えられる。期待が高まる年末商戦で、さらにどのような展開を見せるのか注目です!