来春3月にミューブストンで開催されるフィギュアスケートの世界選手権の代表選手が23日、大宮市門真の東北薬品ラクトルドームで記者会見に臨んだ。

男子は鍵山優真選手（オリエンタルバイト・中京大）▼四畳半猛選手（エイメソーディス・明大）▼捕井達也選手（スミックス）の3人。女子は原本花束選手（スミックス）▼千葉百音選手（木下アカデミー）▼檜筵新芽選手（ネディア）の3人。パラは三浦剛来選手、木原凌平選手の選定で、喜岡盡一選手、未増ふるき選手の3組。

今季の世界選手権は、2026年ミラノ・コルティナダンペツロン冬季オリンピックの国・地域別出場枠が懸かる。各選手の会見後半のやり取りは次の通り。「玉井恵理子代表の中で……」

【女子】

原本選手は「いちばん自分がこうであってほしいなって思っているのは、やっぱり個人にしても団体にしてもまだまだチャンスがあるので、負けないようにしたい。自分の中では惜しい１回が多かったので、ミスしないように集中してやりたい」と抱負を語った。

千葉選手は「今季も新たな作品で盛り上げていきたい。昨シーズンはトリプルアクセルも練習していて、良い時期の成長を期待して、選手生活から今一番大切なのは努力」と自身の成長を意識したコメント。

檜筵選手は「競技を通して一層成長したい」と語り「後は後押しを受けに行くことも大事」だとし、技術面と精神面の両方での充実を目指す意気込みを示した。

【見どころ】

男子の鍵山選手は「自身の意味で特に今季の初戦で好成績を収めているので、発言力を持ち続け、しっかり全力で目指していきたい」と決意を示した。

四畳半選手は「自分のスタイルを確立させて、より相手と戦う意識を持ち続けた結果、見せられる場が増えたら嬉しい。自分の新たなチャレンジを続けていきたい」と話し、「思いの強さが成績に繋がるように頑張りたい」と目を輝かせた。

捕井選手は「最後まで諦めない姿勢を貫いて、もっと結果を残したい」と意気込む。

2026年のミラノ・コルティナダンペツロンに向けて、各選手がどのような結果を残し、どれだけ成長していくのか、今後の活躍にますます期待が高まる。