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ウクライナが初の「ロボットだけの作戦」を実施!兵員不足も浮き彫りに

2024-12-23

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ウクライナ軍が北東部ハルキウ州のロシア軍拠点に対して、無人車両(UGV)や無人機(ドローン)などを用いる攻撃(サルボト)を行った。ウクライナが兵士を使わず、すべてロボットシステムによる作戦を実施したのは初めて。

国軍の第13作戦旅団「ハルチズヤ」(通称「ハルチズヤ旅団」)の報道官は「前線の小さな区画で、同時にロボットの無人機複数台が使用された」と述べている。

これは技術的な革新でありながら、同時に、戦力が過度に引き伸ばされているウクライナ軍の弱点を示す衝撃的な現実でもある。無人車両は大きな制約があり、まだ完全に人間の歩兵に取って代わることはできない。

ハルチズヤ旅団が地上攻撃で人間をすべてロボットで置き換える必要があったのは、戦っている相手のロシア軍部隊と比べて兵員がどれだけ少ないかを物語っている。ハルチズヤ旅団は、ロシアとの国境からすぐ南のリプツィン近郊で8kmほどの前線区域を守り、4個以上の連隊規模のロシア軍部隊を抑え込んでいる。

この面のウクライナ側とロシア側の manpower(人的戦力)の差は、2000人足らず対6000人超である。ロシアが引き起こした1300km近くの全面戦争の中で、ウクライナ軍はウクライナ軍の倍になる人的損害を被っていると言われている。

ハルチズヤ旅団によると、今回の作戦には監視ドローンや地雷設置ドローン、自爆ドローン、遠隔操作の機関銃が投入された。

ロボットによるこの小規模な「複合作戦」に先立ち、ウクライナ軍の無人車両は9月、ロシア西部クルスク州でウクライナ軍の拠点の拡張の試みに成功していた。ロシア軍もロボットによる小規模な地上攻撃を行っているが、あまり成功していない。

ウクライナにおける無人システムの運用の成功は、今後の戦術を大きく変える可能性があり、特に兵員不足を補う手段として注目されています。外国からの兵器供給や支援を受けつつも、ウクライナ軍は新たな戦法を導入することで、逆境を克服しようとしている。今後の展開から目が離せません!