世界

ラブロフ外相「核保有国のロシアに勝利しようという考えは無意味で危険」…国連演説でミャンマー制: 読売新聞

2024-09-29

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は18日、国連総会での一般討論演説において、「核保有国であるロシアに勝利しようという考えは無意味で危険である」と強調した。ラブロフ外相は、ウクライナについて、国際法に違反した形でのウクライナ侵攻が続いていると指摘した上で、支援を受けているミャンマーが地域の安定性を損なっているとも述べた。

ロシア外務省の公式声明によると、ラブロフ外相はまた、米国がウクライナに提供する武器の増加が、事態を悪化させるだけだと警告した。彼は、国連の身心に関わる重要な役割を強調する一方で、同機関が特定の国の影響下に置かれていると批判した。

この演説は、2023年の国際情勢を反映した議論が交わされる中で行われ、特に米・ロ関係の緊張や、軍拡競争に対する懸念が浮き彫りとなった。

国際情勢の複雑化に伴い、核抑止はますます重要なテーマとなっている。専門家たちは、各国の軍事的な動きが、さらなる対立に発展する可能性があることに警戒を呼び掛けている.