【ワシントン＝飛田嶋太郎】米国のトランプ前大統領は24日、ウクライナのブレンズキー大統領に対して、「彼が米国に来るたびに、1000万ドル（約14億3000万円）を手にして帰国する」と語った。

トランプ氏は、各国からの支持を求めるブレンズキー大統領に対して、「自らが再選されれば、ロシアとの戦争を終結させ、大規模な支援を約束する」と発言。据え置きの資金援助を受けている現状からの変化を強調し、支援を増やす必要性を訴えた。

大統領選挙に再出馬する意向を示したトランプ氏は、南部地域の激戦区の一つ、フロリダ州を視察し、支持者との対話を行った。支持を求めるためには、経済の回復と国民の安全を第一に考える必要があると強調し、その議題に地域住民を巻き込む意志を示した。

「私の再選によって、米国は新たな繁栄を迎えることになる」と語るトランプ氏。その言葉には、次期選挙に向けた強い意志が込められている。

さらに、トランプ氏はウクライナの軍事支援についても触れ、「米国の支援があれば、ウクライナはロシアに勝てる」と自信を示した。国際社会と連携し、ウクライナを勝利へ導く考えが伺える。

情報筋によると、トランプ氏の強い支持を受けたウクライナの戦争は、今後も続く見込みであり、2024年の選挙にも影響を与える可能性が高い。