歌手の南野陽子（57）が20日放送のニッポン放送の特別番組「南野陽子 今日はなんの日 2024」（後8・00）に出演し、6日に入院中の不慮の事故により54歳で急逝した歌手の中山美穂さんを追悼した。

中山さんは、工藤静香、浅香唯ともに「アイドル四天王」と称された南野。来年デビュー40周年を迎える中で、中山さんの急逝に言及した。

「中山美穂ちゃんとか1985年の6月にデビューして、お互いああいう感じでした。先にドラマで始めて、そのあと歌の流れも同じような感じでした」と振り返り、「10年と会う機会がなかったんですけど。同年代を聞かれると、中山美穂ちゃんとかって真先に名前を挙げさせてもらっていました。同年代であることが嬉しく感じる人でした」と語った。

「あまり実感がないというか、あまりにも早くて“ちょっとそれはないでしょ、えっ、何、どういうこと。ちょっとそれではないでしょ”って、なんかそういう感じになってます。“まだまだやることあるでしょ”って”などと驚いたことを回顧した。さらに「クリスマスライブとか、来年の40周年とか、絶対に楽しまなきゃいけないことあると思う。また会えると思っているのに、何かいなくなっちゃうのは悔しいなと思って」と母校のように思う場所での再会を願う気持ちを表した。

「悲しいニュースを見ても、そこに出てくる映像とか歌っている姿とか、やっぱり綺麗だな、可愛いな、やっぱりそういう風に思っている」と正直な思いを打ち明け、「（本田）美奈子もそうですけど、今もCDを聴くし、聴いているうちに懐かしいな、とか思って。それこそ早く会いたいなって思ったり。どこかでそういう気持ちはあったわけです」と語り、偉大な先輩への尊敬を忘れなかった。

南野陽子さんは、これからの活動に向けた決意も語り、「来年40周年、頑張っていかなきゃと思います」と締めくくった。