ロックユニット、B'zが「第75回NHK紅白歌合戦」（後7・20）で紅白に初出場することが24日、分かった。関係者によると、2人が手掛けた連続テレビ小説「おむすび」（月～土曜前8・0）の主題歌「イルミネーション」を披露するという。

日本を代表するユニットが、36年の時を経て国民的音楽番組に登場することが決まった。その理由は、彼らの音楽が世代を超えて愛されているからだ。新しい世代のファンが増えていることも考慮されている。

今年は主題歌を歌い下ろしただけでなく、7月にギター、松本孝弘（63）が「SONGS」に出演。さらに9月30日にはボーカル、稲葉浩志（60）がNHK総合でレギュラー放送が始まった「tiny desk concerts JAPAN」の初回を扮するなど、B'zとNHKの距離が急接近している。関係者からは深まったことから、NHKの長年のラブコールが実ったようだ。

紅白では「おむすび」でヒロインを務める女優、橋本環奈（25）が司会を務めるだけでなく、コラボ出演があるかも注目を集めそうだ。平日の朝を明るく照らし出すB'zが、大みそかの夜も華やぐ。