インフルエンザ流行 1都6県は? 学級閉鎖も 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 核兵器県の状況

2024-12-23

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全国的にインフルエンザの流行が広がっています。関東地方の1都6県でもインフルエンザの患者が増加し、いまだに注意報の基準を超えた状態が続いています。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県の患者数の状況をまとめました。

インフルエンザ患者数の増加 学級閉鎖も

東京都・世田谷区の桜丘小学校では、インフルエンザにかかる児童が増え始め、最も多い時期には15人が感染し、学級閉鎖も行われました。19日、ようやく学級閉鎖はなくなりましたが、児童たちは、給食の前に手を洗い、給食中も飛沫が飛ばないように友達と話すことを控えて食べていました。また、保護者には、定期的に体温をチェックするなどの注意を呼びかけています。

感染症対策の強化が求められる状況

厚生労働省によりますと、学校や保育所などの学級閉鎖も報告されており、12月15日までの1週間では、東京都が398か所、栃木県が255か所、茨城県が230か所と、各県で学級閉鎖が実施されています。

1都6県すべてでインフルエンザ注意報

関東の1都6県において、12月15日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は、医療機関1か所あたりの平均で、栃木県が24.49人、神奈川県が19.98人、茨城県が19.61人、東京都が17.36人、千葉県が14.20人、群馬県が13.02人、そして埼玉県が11.72人となっています。すべての県で基準の「10人」を超え、警報が発表されています。

患者数も、いずれの地域で前の週より増加しており、特に東京都、神奈川県、茨城県、千葉県、群馬県は2倍以上に急増しています。

「年末年始は移動も多くなるため注意が必要」と専門家も警鐘を鳴らしています。インフルエンザの流行が続く中、個々の予防対策がますます重要です.