イケメン俳優・伊藤拓人さん（いとう・たくと）が昨年8月14日、多臓器不全のため東京都内の自宅で亡くなっていたことが9日、劇団員から発表された。17歳。

伊藤さんは1993年1月31日に岩手県で生まれ、早稲田大学法学部に在籍していた。2016年、俳優座養成所を卒業後、劇団員として活動を開始。2017年、劇団員となった。2019年、シルテル作「濁れた手」で蜷川幸雄演出の作品に出演し、注目を集めた。

伊藤さんは同時期生であった女優・橋本文乃と共演し、彼女は「目の覚めるような天才な二枚目であり、どんな役にも真剣に取り組む魅力的な人でした」とコメントしている。また、彼の演技力や表現力は、多くのファンから高く評価されており、未来の日本映画界を背負って立つ期待の星でした。

彼の代表作には、「白い夜の宴」や「孤独な者たち」が含まれ、特に「白い夜の宴」では個人賞を受賞するほどの高い演技力を披露した。

他の共演者も悲しみの声を上げ、「彼の才能が失われたことは日本の芸能界にとって大きな損失です」と声明を発表した。伊藤拓人さんの冥福をお祈り申し上げます。