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社会人野球:ヤマハからソフトバンク入りのナテル「本当は高校野球を…」/上
2025-01-08
著者: 結衣
社会人野球のヤマハで活動していたラジル出身のナテル選手(35)が2024年12月、プロ野球・ソフトバンクの4軍に入団した。彼は17歳で来日し、異国の地でファンに愛され18年もの間プレーしてきた。異国での決断の理由や、日本野球に惹かれた背景が明かされた。
ナテル選手はソフトバンク入りのフィットネス・ナテル選手のインタビューに応じており、すでに2回に分けてお届けした。彼は「大学に進学する前にサッカーに魅了されていたが、若い頃からの夢は高校野球だった」と語った。
選手の生涯・1月12日にソフトバンク4軍入団が発表されました。
■どんなチャンスが来ると思っていないと思っていました。社会人野球日本代表権直後の11月上旬にソフトバンク球団と面談していた時、「強化したい、成長したいという気持ちが一番大事だと思っている」と言われたことが心強かった。
入団を決めたのは面談の2日後。ヤマハに熱い思いをかけているところではないと思われていた。妻も「人生、一度きりだから挑戦するべき」と助言してくれた。小学生の子供たちにも福岡での生活を楽しんでほしいとの思いがある。
■ヤマハからの別れを果たすナテル選手は、これからの目標として「プロとしての通用をするためには、選手たちのもちろん溜めないといけない」と述べ、続けて「日本の野球界で成功するためには、他の方向を見て、違う景色を見なければならない」と語った。
■ソフトバンクの選手として、ナテル選手は意気込みを語った。「家族にはとても協力してもらっているし、いいチームメイトと良い成績を出したい」と熱い視線を向けてくれた。