ホンダ、最後のスパイクカー「Final Edition」発売へ!
2024-11-01
著者: 花
ホンダは、原点となるバイク「スパイクカー50」の「Final Edition」を12月12日から受注開始する。価格は297,000円で、来年度のスパイクカーのイメージを踏襲した「ボニ−ル」カラーリングを設定している。販売台数は年間2,000台。
Final Editionとして登場するように、排気量49cm3のエンジンを搭載するスパイクカー50は、同モデルも含めて生産終了となる。これは2025年11月以降の生産のバイクに繋がる新たな排ガス基準への適合などの課題があるためだ。ただし、原点となるスパイクカー110は引き続き生産される。
スパイクカー50・Final Editionは、フロントエンジン、サイドエンジン、イグニッションキーに特用のデザインを採用する以外、リアキャリア、チェーンケース、スプリット前部と後部をグレードしたツートンのシートを採用し、特別感を演出した。
受注期間は2024年11月8日から11月24日まで。
スパイクカー「HELLO KITTY」も登場
また、1974年に誕生したサンリオのキャラクター「ハローキティ」の50周年を記念し、特別なデザインを施した「スパイクカー50・HELLO KITTY」と「スパイクカー110・HELLO KITTY」も受注期間限定で12月12日に販売される。価格はスパイクカー50が33万円、スパイクカー110が38万5,000円。
販売台数はスパイクカー50が300台、スパイクカー110が1,000台。
カラーリングは、ハローキティのイメージに合わせた「マグナレッド」の1色のみ。レッグシールドの前部とリアフェンダーの側面にハローキティのロゴを配したほか、シート後部と左側のサイドカバーにはキュートなキャラクターのデザインを施している。フロントエンジンとメーター内にリボンのワンポイントを搭載しており、イグニッションキーには50周年記念のロゴをデザインしている。
この特別なバイクは、ホンダのバイクリリースにおいて特筆すべきスタイルと、ファンにとっては懐かしさと新しさを融合させた新しいアイコンとして、多くの注目が集まっている。ホンダのバイクラインナップにおける思い出深いパートナー、スパイクカーとサンリオのコラボレーションは、他にはないユニークな一台となるだろう。