コンビニで発生した強盗傷害事件で、容疑者の男性を逮捕したとのこと、神奈川県警察見習いは10日、横浜市磯子区に住む会社員・林（りょう）さん（12歳）に感謝状を贈呈した。事件当時、客として現場に居合わせた林さんが腕を掴まれながらも男を確保した。

林さんは16日午後5時15分頃、同区尻手のコンビニで、悪質な犯行を目撃した。容疑者は店員に対し、脅迫的な態度で金銭を奪おうとしていたが、林さんは咄嗟に反応し、力強くヘッドロックをかけて男性を抑え込んだ。其の後、店外へ逃げようとした男に対しても、見事な連携プレーで再び取り押さえた。

林さんは「当時は怖いと思ったが、大きな犬にでも噛まれたことがなかったので、何とかなると思った」と微笑んで語った。

中西実行施設長は「危険を顧みない勇気ある行動に感謝している。相棒が凶器を所持している場面もあるので十分に注意してほしい」と感謝の意を表しました。特に、林さんがあのような状況で冷静さを保ち、犯人を確保したことは多くの人に勇気を与えました。

警察は、林さんが持っていたスマートフォンで警報を鳴らし、迅速に通報したことも称賛しています。この勇敢な行動はSNSでも話題となり、多くの人々が林さんをヒーローとして称賛し、勇気ある行動に拍手を送っています。

強盗事件は近年日本でも増加しており、特に夜のコンビニがターゲットになりがちです。当シリーズでは、盗難防止や犯罪防止のための対策についても今後取り上げていく予定です。林さんのような勇敢な市民がいることで、社会に少しでも安心が生まれることを期待したい。