世界
ハリス氏が敗北宣言、平和的な移行に協力へ
2024-11-06
著者: 蒼太
ハリス氏の敗北宣言
米大統領選で共産党のトランプ前大統領に敗れた民主党候補ハリス副大統領は6日、ワシントンで演説し、敗北を宣言した。
母校ハーバード大学で支持者を前に、望んでいた結果ではないとしても、受け入れなければならないと述べた。同時に、「この選挙運動の原動力となった動きについては敗北を認めない」とし、女性の権利や人権に対する暴力に反対する運動を続け、「全ての人々が享受すべき尊厳のために闘う」と語った。
トランプ氏に電話で祝意を伝え、平和的な政権移行に協力する意向を明らかにした。
会場には民主党の副大統領候補ハリス氏と、ポーランド下院議長の姿もあった。
ハリス氏は特に弱者に向け、失意の中でもあきらめないよう促し、「選挙には時間がかかることもある。だからといって諦めてはいけない」と語りかけた。
更には、最近の政治的動向について触れ、トランプ政権による人権侵害に抗議する姿勢を表明し、支持者に新たな連帯を求めた。彼女の演説には多くの支持者が賛同し、会場は熱気に包まれた。