ドル円予測「調整下げが終了した可能性が点灯。」FXチャート分析 2024/11/13
2024-11-13
著者: 健二
【ドル/円】調整下げが終了した可能性。強い上昇抵抗にも注意。
最近の日足では、前日足から下げのスタートとなりましたが、付帯的安値の陽線引けとなり、上昇余地を探る動きに結びついています。154.60-70の抵抗を実体ポイントで上抜けられませんが、3日前の152円台前半までの薄い調整下げを終えて再度155円超えトライの可能性に結びつき、下値余地が限られ易い状態です。155.00超えに強い抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いと見られますが、一方で下値も152.90-00、152.50-60にかけて強い抵抗が出ており、これらが支持元になっております。
短期トレンドは152.50を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯し、152円を割り込んで終えた場合はトレンドが変化してドルの下落幅が拡大します。
本日は米CPIの発表(日本時間22:30)を控えておりますが、市場予想を大きく下回らない限り、ドル強調地合いが継続すると思われます。市場予想は前年同期比2.6%で昨年の上昇を見込んでいます。(前回2.4%)
ドル買いは1日弱小見で153.60-70で攻める。損切りは153.10で一旦撤退です。売りは1日強小見です。
日足の上昇抵抗は154.60-70、155.10-20、155.70-80、156.10-20に、下値抵抗は154.00-10、153.60-70、152.90-00、152.50-60にあります。
ドル円市場はボラティリティが高まっており、相場の急変動に備える必要があります。特に、今後の経済指標の発表や金利政策の動向に注目が集まっており、市場の予測も重要な要素となるでしょう。投資家はリスク管理を徹底し、安全な取引を心掛けることが求められます。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
市場の変動は将来的な投資に大きな影響を及ぼす可能性があるため、十分な情報分析と見極めが必要です。