兵庫県議会、19日に不信任案提出へ 決定は夜か 知事は「知事の判断は孤独」

2024-09-17

兵庫県の議会で、県知事の斎藤元彦に対する不信任案が19日に提出されることが確定しました。この不信任案は、9月定例会初日の19日午後に斎藤知事に対して発表され、決定は同日の夜に行われる予定です。

斎藤知事は17日に、県議会内の各会派の代表者会議に出席し、不信任案が可決された場合にどうするかということについて言及しました。「法律の規定に基づいてどうするか考える」とし、「知事の判断には孤独な面がある」と述べました。これにより、今後の流れに注目が集まっています。

また、非公開で行われた代表者会議では、19日の会議進行について合意がなされ、関連者によれば、午前中に追加の議案が提案され、斎藤知事の提案説明を受けた各会派が質疑を行う予定です。日中には特に活発な議論が予想され、斎藤知事の提案の信頼性が問われることになるでしょう。

さらに、最大会派の自民党が全会派の代表と連携し、信任案関連議論を進めており、19日の会議では各会派からの意見が集まる見込みです。この構図から、議会内部の力関係がどのように変化し、不信任案がどれだけの賛同を得るかが今後の焦点となります。

今後10日以内に議会を解散する可能性があり、そんな中で議論が進むことで、新たな選挙の動きも視野に入ってくるでしょう。県民の間でもこの問題に関心が高まり、斎藤知事の運命がどうなるのか注目が集まっています。