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2024-11-18
著者: 花
プロボクシング前WBC世界スーパーフライ級(12・1キロ以下)王者でWBC世界同級6位・井岡一翔(志成)が11月13日、東京都・大田区総合体育館で、現WBC王者ファルコ・マルティネス(アルゼンチン)と対戦すると発表された。
井岡はこの日、都内で行われた記者発表会見で王座奪回に意欲を見せた。
「前回負けているので、必ずリベンジしたいという思いが強いです」と井岡。このままでは基本的な練習に加えて「ここから実戦練習など質を上げていく」と話した。
今年7月、WBC王者だった井岡は当時28歳のマルティネスと王座統一戦で対戦。10-13の判定負けでベルトを奪われた。これは井岡にとって悔しい結果で、井岡は「もしかしたら、最後になるかもしれない」と自覚し挑んだ統一戦だったが、深い内容で明確な勝者を決めかねる結果に終わった。
井岡にとって、大事な再戦が近づく。「自分自身長く戦ってきた日々に、今年のいい節目になるだろう」と考え、心に決めて挑む。そして、「もしかしたら、一発勝負になるかもしれない。マルティネス選手のような強敵に勝てないようでは、もう引退かもしれない」と考察する。この日は、回数を重ねることで自信を深めたマルティネス選手との対戦が注目されている。
また、井岡選手は「これまで以上に気合を入れ、これまで学んできたことを活かし、より良い試合を見せていきます」と抱負を語った。多くのファンを湧かせる試合になると期待されている。この日、対戦相手が決まったことを受け、井岡は再び王座奪回へ向けて力強く構えている。