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「元妻のドン・ファン」8500万円のどこが大事か問われ「目先の利益層」…被告人質問で
2024-11-16
著者: 愛子
11月15日に和歌山地裁で行われた、和歌山県田辺市の資産家で「元妻のドン・ファン」と呼ばれる野田幸助さん(当時77歳)が殺害された事件の公判で、元妻の申立て(12日)の第12回公判が行われ、約13日の間に被告人質問が行われた。元妻は、毎月110万円を野田さんからもらっていたとされる。
審理関係者から「殺害が大事か、月110万円が大事か」と問われた元妻は、「『目先の利益層』なので、110万円の方」と答え、野田さんの死に関する発言を避けた。このことに対し、審理側は「インターネットで『殺害相続』に関して調査した」と述べており、元妻は「(野田さんが)兄弟に殺害を残したくない。殺言書を書けばやらずに済む」と話していた。
一方、外部からの意見としては、元妻が持つ利益を問題視する声もあった。元妻は「『目先の利益層』なので、110万円の方」と繰り返し述べているが、その利益が彼女にとってどのような意味を持つのか、被告人質問からも明らかにはなっていない。事件の裏にはさらなる陰謀が隠されているのかもしれない。
この公判の過程では、その背後に隠された家族関係の複雑さや、社会的な影響も指摘されている。元妻の容疑の他に、彼女との関係にある人物についても調査が進められており、新たな証言や動向が次第に浮き彫りになってきている。特に、資産家に関わる人々の秘密が明らかになる中で、本事件は単なる殺人事件ではなく、富を巡る争いに発展する可能性が指摘されている。