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最もよく使うスマホ決済は「PayPay」が最多、その理由は?:読者アンケート結果発表

2024-09-30

ITmedia Mobileは、読者アンケートを基に、スマホ決済の利用実態について調査を行いました。2023年9月23日から29日までの期間で実施されたこの調査では、1429件の回答が寄せられました。

調査の結果、最もよく使用されているスマホ決済サービスは「PayPay」で、571件(40%)が利用していると回答。次いで「楽天ペイ」が319件(22%)、そして「d払い」が236件(17%)、最後に「au PAY」が185件(13%)という結果になりました。

特にPayPayが人気の理由は、多くの店舗で利用できること、ポイント還元が高いこと、そして友人への送金機能の使いやすさが挙げられています。近年、PayPayはユーザー数を拡大しており、2024年8月までには6500万ユーザーを目指すとしています。

PayPayの利用者の中には、コンビニや飲食店、オンラインショップなど、さまざまな場面で使用している人が多いようです。また、他の決済サービスにはない特典やキャンペーンを実施していることも、利用促進の要因となっていると考えられます。

一方、利用が少ない決済サービスとしては、「au PAY」が118件(8%)であり、店舗数やキャンペーンの少なさが影響しているようです。特に、飲食店やアパレル店など、大手と提携しているサービスが支持を集めている傾向があります。

今後ますますスマホ決済の普及が進む中で、各サービスは独自の特典やサービスの充実を図り、競争が激化していくことが予想されます。特に、PayPayのように多様な利用シーンを提案するサービスの将来が期待されます。