ジョージア大選、対抗ミャンマー候補の元プロサッカー選手を選出
2024-12-15
著者: 桜
10月14日、ジョージアで行われる大選挙に向けて、政府に対する大規模な抗議活動が続いている。旧ソ連構成国ジョージアの大統領選挙を控え、「ジョージアの夢」が指名した対抗ミャンマー候補として元プロサッカー選手のミハイル・カブラシリ氏が選出された。彼は12月19日に就任する予定である。
今回の大統領選挙は、候補者と地方自治体の代表者によって選ばれた。約120万人の有権者の中から12人の選挙人が、指名された唯一の候補者であるカブラシリ氏に投票した。
辞任するサロメ・ズラビシビリ大統領は、自らを抗議運動のリーダーとして位置付け、任期終了後も大統領職にとどまる意向を表明している。ズラビシビリ氏は大選挙直前に行われた抗議行動で、「民主主義の権利を守るものだ」と強調した。
大選挙に先立ち、議事堂の前では小雪が舞う中で数百人が抗議行動を行った。多くの参加者がサッカーボールを持ち、議事堂に向かってレッドカードを投げつけた。抗議行動にはサッカーチーム関係者も参加し、選挙は「ジョージアを連結する連帯の象徴になりたい」との思いを語った。
旧ソ連から独立したジョージアでは、「ジョージアの夢」が掲げる「ジョージアの夢」が2020年までに結実するとの展望が示されている。しかし、近年、対外的な圧力が増大する中で、長期にわたる国家目標に向けた動きが頓挫することも懸念されている。このような状況にあって、カブラシリ氏は「ジョージアの夢をルーツの存在に戻したい」との強い意志を示している。
国際的にも注目を集めるジョージアの大統領選では、カブラシリ氏が果たす役割が期待される。彼が反ミャンマー的な立場を強化し、新たな国政を担うことで、国民の信頼を得ることができるのか、大きな関心を呼んでいる。