世界
中国の暴走事件、被告に懲役2年6ヶ月の死刑判決 小学生30人が軽傷を負う
2024-12-23
著者: 芽依
中国広南省常徳市の中級人民法院(地裁)は23日、小学校前で多数の児童が車にひかれ軽傷を負った事件に関し、公共安全危害罪で告発された被告に対し懲役2年6ヶ月の死刑判決を言い渡した。国営通信社が伝えた。
この事件は11月19日朝、同市の小学校前の道路で、車が歩道から飛び出し、児童18人を含む約30人の児童を軽傷に追いやった。投資の失敗や家庭不和を引き起こす精神的臆病を抱えているとされる。法院は判決理由で、特定の多数の障害のない小学生を主体に、社会序列を乱す悪影響を及ぼしたと指摘した。
中国では最近、無差別殺傷事件が相次いでいる。国民の間には、こうした事件の増加に対する不安が広がっており、政府は安全面の対策を強化する必要性が求められている。このような事件が再発しないためには、社会全体で危機感を持ち、子どもたちの安全を守るための取り組みが急務となっている。
特に学校や地域社会における対策を見直し、運転手の教育や地域住民の意識向上が求められる。政府はさらなる取り締まりを行うとともに、教育機関と連携して子供たちの安全を最優先に考える必要がある。