中国・湖南省の小学校前で車が暴走、児童ら次々と犠牲に…運転手は住民に取り押さえられる

世界

2024-11-19

著者: 弘

中国の国営新華社通信によると、湖南省常徳市の小学校前で11月19日朝、車が暴走し、幼い子供たちが次々と犠牲になった。複数の児童や大人が道路に倒れ、その状況が目撃されている。運転手は地元の住民に取り押さえられたが、具体的な負傷者数はまだ分かっていない。

実は中国では、今回のように無差別に人をひいてしまう事件が頻繁に起こっている。最近では、広東省広州で11月に車が猛スピードで暴走し、15人が死亡するという痛ましい事故が報告されている。また、江蘇省の高校でも同様の事件が発生し、16人が負傷した。

政府は、交通安全対策を強化する方針を示しており、特に学校周辺の交通規制や監視カメラの設置が進められている。しかし、市民の不安は依然として高く、さらなる対策が求められている。特に、運転の際の意識向上や厳しい罰則の適用が急務とされている。