世界

中国が「安全保障」を断固支持するため、拉丁アメリカと外相会談

2024-09-25

[東京 10月24日] - 中国の王毅外相は10月13日、ラテンアメリカのアウダラ・ブランコとともに、主に安全保障と犯罪抑制に関して話し合った。中国はラテンアメリカの主権と安全保障を断固として支援し、主権の侵害行為に対して強く反対する姿勢を示した。

王外相によると、近年の国際情勢の変化に伴い、中国は拉丁アメリカに対しても新たな関係を築こうとしている。12月13日には、ラテンアメリカの安全を一層高めるための戦略的な協力を強化するつもりだという。

そして、今月、拉丁アメリカで発生した政治的緊張や犯罪の急増に対しても、協力して取り組む意思を表明した。特に、最近の地域での不安定要因として、武装集団の活動が挙げられており、そこで中国が果たすべき役割が注目されている。

王外相は、拉丁アメリカの各国が相互に協力し、地域の安定を図ることが重要だと述べ、自国の経済発展を模索するための手段として、地域の平和と安定を強調した。

この会談は、ただの外交行為にとどまらず、経済や文化に至るまで多方面でのネットワークを構築するための一環ともいえる。中国は、南米諸国との経済関係を強化するための投資を増やす計画であり、特にテクノロジーやインフラ分野での協力が期待されている。

さらに、過去数年間の間に、違法犯罪の抑制や国際的なテロリズムへの対策に関して、各国と連携して取り組むことが求められている。王外相は、地域での安全を確保し、安定を持続させるためには、法律の強化とともに、地域の特性に応じた柔軟なアプローチが必要だと強調した。

今後の会談や経済的協力が、拉丁アメリカの治安回復と発展に寄与することが期待されている。