中国ByteDance傘下のVR企業Pico Technologyは、9月24日にVRヘッドセット「PICO4」に関連して発生した火事について公式発表を行いました。この火事は、後方のバッテリーから発生したとされ、8月24日に製品が登録されてからの出来事でした。

報告によると、「PICO4 8GB + 128GB」を二次流通市場で購入したユーザーが、購入後数カ月の使用を経て充電が行われた際に発生しました。この事件は、製品の後方に搭載されているバッテリーが起因と考えられています。

しかし、PICO4ユーザーにとっては、この火事による人的被害は報告されていないため、安心材料となっています。PICO4には、5300mAhのバッテリーが搭載されており、十分な安全対策が施されているとされています。

加えて、これと同日に同社は新型のVRヘッドセット「Pico4 Ultra」の発売も発表しました。これは、さらなる性能向上とユーザー体験の向上を図ったモデルで、市場への影響が期待されています。

同社は、火事の原因究明に取り組んでおり、今後の対策についても検討を重ねているとのことです。消費者向けのサポートラインも設けてあり、問題発生時に迅速に対応できる体制が整っています。ファンやユーザーの不安を解消するため、早急な情報提供が求められています。