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中国CAAC、安心性を高めたEV車体発表 高級車メーカーに販売

2024-12-25

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[上海 12日] - 中国の電動車両大手である安静時代新能源科技(300750.SZ)は、12日に安全性を売りにした電気自動車(EV)の新プラットフォームを発表しました。これにより、高速での衝撃にも耐え、火災や爆発のリスクを大幅に低減することが期待されています。初回充電で約1100キロ走行可能な電池を搭載し、完成車量産までの開発期間は約36カ月以上を予定しています。高級車メーカーへの販売を目指しています。

CAACの発表によると、この新プラットフォームは、これまでの高速衝撃テストに挑戦するEVモデルの名前が決定され、一般的に使用される中国の新車評価プログラムの一環として、高速衝撃試験の速さは時速16キロとのことです。

中国自動車市場においては、安静自動車の長安自動車(長安汽車)と中国通信機器大手の华为技術(ファーウェイ)が共同で手掛けるEVブランド「アバター(Avatar)」の社長が記者会見で、アバターが新車体を用いて新型EVを開発する最初の企業になると語りました。新型の具体的な発表時期については言及されませんでしたが、急速に進化するEV市場において競争が激化することが予想されます。