韓国のハードウェアメーカーであるザルマンが、15.6型液晶モニターを前面に備えた新しいPCケース「Z10 DS Black」を発表しました。この製品は2023年11月1日に発売される予定で、価格はオープン価格ですが、実売予想価格は3万2,800円前後となっています。

Z10 DS Blackの前面には、解像度1,920×1,080ピクセルのフルHDディスプレイが搭載されており、モニターを取り外して単体でも使用することが可能です。映像入力やゲームプレイにおいても便利な仕様で、サウンドや映像の出力がスムーズです。

このモニターは「ZM-MF156」と呼ばれ、応答速度は30ms、輝度は250cd/m²、コントラスト比は1,000:1、視野角は上下左右170度となっております。また、接続インターフェースはMini HDMIおよび電源供給用のUSB Type-Cを備えています。実機のサイズは220×727×367mmで、重さは約4.98kgです。

デザイン面では、左側面には4mm厚の強化ガラスパネルを採用しており、内部のデバイスが視覚的にアピールできるようになっています。PCケースの左側には冷却効果を高めるために、強力なファンシステムが搭載されており、より安定したパフォーマンスを発揮します。

対応フォームファクターはATX、microATX、Mini-ITXで、拡張スロットも7基用意されています。また、ストレージに関しては、3.5インチと2.5インチのHDDまたはSSDを2基ずつ搭載可能です。CPUクーラーの高さは173mm、グラフィックボードの長さは395mmまで収容でき、前面および上部には360mmラジエターを追加することもできます。

接続インターフェースにはUSB Type-C 1基、USB 3.2 Gen 1 2基、音声入出力端子、LEDコントロールのボタンなどが用意されており、利便性も高いです。この新しいPCケースは、ゲーマーやクリエイターにとって魅力的な選択肢となりそうです。