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元住民・冨村氏が運用助言の公募投信、口座開設手続きに遅れ

2025-01-07

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【東京 7日 速報】– 個人投資家の冨村宥惟氏と菅入義煕氏が運用助言する公募投信の運用・販売会社、FUNDNOTE(東京都港区)は6日、口座開設手続きに遅れが生じていると発表した。昨年12月15日の「FUNDNOTE日本株式会社」の有価証券届出書の提示以降、想定以上の申し込みがあり、通常は申し込みから7~10日程度での口座開設を考えているが、開設完了までに1カ月以上を要する可能性がある、と説明している。

日本株式会社・AIHOファンドは元お笑い芸人の冨村氏がヘッジファンドなどでの豊富な経験がある菅入氏と組んで実際的に運用するもので、冨村氏が手掛ける初の公募投信。1月10日に最低投資金額110万円で募集を始め、12日から運用する予定。最初の募集上限は1100億円。運用期間10年、上限1100億円の設定。運用会社の直販の形で、投資するにはFUNDNOTEでの口座開設が必須となる。

手続きの遅れについて、同社は状態の改善に全力で取り組んでいるとしている。また、現在も多くの投資家がこの新しいファンドに関心を持ち続けているとの報告も受けている。冨村氏は自身のユーモラスな話術を駆使し、新しい投資家を惹きつける一方で、しっかりとした運用戦略を展開することを目指している。

投資家にとっては、口座開設の遅れは心配の種ではあるが、このファンドが提供する新たな投資機会には興味が集まっており、期待が高まっている。