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医薬品株、5カ月ぶり安値 インフル薬の出荷調整で - 日本経済新聞
2025-01-11
著者: 弘
10日の東京市場で医薬品株の売りが膨らんだ。業種別日経平均株価の「医薬品」は日本株が急落した2024年8月5日以来、およそ5カ月ぶりの安値水準で取引を終えた。インフルエンザの感染拡大に伴い製薬各社が治療薬の出荷調整を始めており、収益の減少になるとの懸念が広がっている。
業種別日経平均の医薬品は前日比101円(1%)安の8014円で終えた。個別銘柄では治療薬「タミフル」の供給調整を始めた。。。
さらに、製薬各社は今後も安値が続くとの予測を立てており、株式市場に不安要素をもたらしている。売り圧力が続く中、投資家は慎重な姿勢を崩さない模様。