テクノロジー
業界初!最高52TOPSのAI性能を持つPCIeカード型AIアクセラレーターが登場
2025-01-16
著者: 海斗
新世代のAIアクセラレーター、Hailo-8
新世代のAIアクセラレーター、Hailo-8を基にしたPCIe拡張カード『EAI-3300』が国内で発表されました。発売は1月中を予定しており、業界の注目を集めています。
EAI-3300の性能と特徴
EAI-3300は、Hailo-8を2基搭載し、わずか15Wの消費電力で52TOPSのAI処理性能を実現しています。PCIe 3.0 x16接続に対応しており、x86やArmベースのプラットフォームで柔軟に利用可能です。この優れた性能は、特に医療画像解析、交通監視、侵入検知など、高度なAIアプリケーションへの適用が期待されています。
動作環境と互換性
動作温度範囲は-40℃から70℃で、厳しい環境でも信頼性を持って動作します。さらに、エッジコンピューティングのニーズにも応える設計となっており、同社の製品用PCや組み込みボードと互換性が高いのが特長です。
コンパクトなサイズと用途
本体サイズは145×68.9×18.42mmで、1スロットを占有します。これにより、多様な用途において導入しやすく、次世代のAI技術を支える重要なデバイスとなるでしょう。
効率的な消費電力と今後の期待
特に注目すべき点は、EAI-3300の効率的な消費電力です。業界のトレンドとして、AIデバイスの省電力化が進む中、この製品はその理想を実現しています。AI技術の進化を背景に、より多くの企業がこの新しい技術を取り入れることが期待されており、今後の動向に目が離せません。