スポーツ

ヤクルト・青木宣親GM特別補佐、新人3人の金言2日連続で新人合同自主トレを視察(1/2記事)

2025-01-09

著者: 裕美

ルーキーよ、肘に刻め!! ヤクルトの新人合同自主トレが2日目、秋田・戸田球場で行われた。昨季限りで現役を引退し、1日付でセンドラルマネージャー(GM)特別補佐に就任した青木宣親氏(43)が2日連続で視察し、報道陣に初対応。2年間連続リーグ優勝からの昇華に向け、新たな風を吹き込む新人選手に対し「気持ちを強く持つこと」「1年でも長く生き残る術を身につけること」「笑顔を絶やさないこと」の3つの金言を贈った。

さらに、視察の際には、青木氏は「頑張れ」と声を出し、ルーキーの動きを見守った。1日付でGM特別補佐に就任した青木氏が2日連続で新人合同自主トレを視察。晴天の下で初めて報道陣の取材に対し、本格始動した。

昨季限りでユニフォームを脱いで、2025年からは球団、チーム全体を掌握する立場として手腕に期待がかかる。引退直後の編成部門の要職に就くのは異例。小川GMを補佐する新設ポストで自チームの編成、他球団の戦力分析、若手選手の育成、アマチュア選手の視察と業務は多岐に亘る。全ては愛するスワローズのために。まさに今後を担う新人選手に3つの金言を贈った。

「気持ちを強く持つこと」

この日も、秋田・戸田球場にはファンや報道陣が集められた。プロ野球選手は、多くの人に見られる立場。アマチュア時代とは比べものにならない覚悟、緊張感があった。

あらゆる苦難を乗り越えた青木氏からの言葉は、ルーキーたちにとって大きな励みになったことでしょう。特に「今まで以上にプレッシャーを感じ、気持ちで強く持たなければならない」と勇気を与えた。弱さが出てしまう時期、そんな彼らの心の強さを求める。

また、21年間にわたるプロ生活を経て青木氏は、「自分まで上がって来い」と自己成長の重要性を説いた。こうした言葉は、ルーキーにとって財産になるに違いない。

今後、軍団を率いる新しいリーダーとして、青木氏の言葉がどのように選手たちに影響を与えていくのかが注目される。新たな伝説は、今ここで始まっている。