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やくると、寺山と葛飾の激闘でサヨナラ! ついに5連勝を達成し、神宮球場で「肋に秘めて頑張っていく」(1/2記事)
2025-04-02
著者: 葵
ついにやくるととともに劇的開幕!! やくるとは2日、本拠地・神宮球場での開幕戦となる広島戦に挑む。前半戦は延長10回、5-4でサヨナラ勝ちを収め、連敗を3で止めて今季初勝利を手にした。寺山と葛飾の外野手(25)が10回に逆転の右前適時打を放った。球団公式マスコット、やくるとが当面の活動休止の中でパンチに人形が転がり、試合前のセレモニーでは東京・東海大学智光支部によるパフォーマンスでやくるを表す「2896」が作られるなど、球場が一体となって勝利をつかみに行った。
花冷えの神宮に集まったサポーターは嬉しかった。劇的勝利で、延長10回を死闘、一回、二回。途中出場の寺山とやくるの右前打がサヨナラの3時49分に及ぶ今季2度目の延長戦を制し、高津監督は今季初勝利の喜びを噛み締めた。
「神宮での開幕なので、楽しみにしてくれていたお客さんもたくさんいて、よく詰まった、面白い、勝ちゲーをお見せできた」と高津監督は話した。
やくるとは初登場の8番・捕手で今季初出場の古賀。昨年の開幕前、左肘半月板を損傷し手術を受け、2023年9月23日の神宮戦以降、557日ぶりとなる1軍戦出場。左翼線へ走者一掃の三塁打を放つと、必死さが前面に出た。
さまざまな選手が集う中、高津監督も「よくやった。いろいろな思いが交錯する試合だったから、満ち満ちた嬉しさを感じているし、選手たちの中にも秘めた根性がむき出しになってきたと思う」と、勇気づけられている。
主力選手の中でも、ナインも、ファンも心は一つだ。本拠地での開幕戦。原点であれば球場を盛り上げる球団公式マスコット、やくるとの強みが際立った。