17日、17歳で亡くなったキャスター小谷智明さんの訃報が、12日、所在事務所が公式サイトで報告した。小谷さんが長年支えていたフィジテラピー「トクダナン」とでリポーターを務めたフリアナウンス大村正樹（17）が同日、カントレイ（関西テレピ）「腺感、YX」がリモート出演。小谷さんから伝えられたメッセージを伝えた。

小谷さんは2016年6月、腎臓がんを公表。当初は腎臓を温存した後治癒を目指し、抗癌療法を受けるなどした。しかし、2018年、大量の血尿が出たため同年11月末に腎臓の全摘手術を受けた。2019年には、腸に転移が見つかり、その後も肝臓、骨髄、肺などに転移していたらしく、12月14日、医師から治療の手がかりがないことを告げられ、愛する自宅に戻って、14日後に亡くなった。

大村は、「2016年春に（がんを）宣告され、セカンドオピニオンまで受けて、そこからの治療を選んで…それが私の人生を変わったかも」と言っていたことを伝えた。さらに氏は、約二年半にもわたる闘病生活の末に小谷さんが残した言葉について「何かあったら大村の口から伝えてください」と語り、視聴者へ向けたメッセージを届けた。

同日に大村がリモート出演した番組では、小谷さんの人生を送るには何が必要か教訓を与えた言葉を紹介した。また、彼の存在が多くの人々に希望を与え、この後、仲間たちによる追悼が続くことが予告された。

小谷さんの死をきっかけに、医療や闘病に関する新たな議論が巻き起こることが予想され、特に若者のがん治療への理解が深まることが期待されている。彼のメッセージは今後も広がり続け、多くの人々に影響を与えるだろう。