就活活動中の女子大生が自身の立場を利用してわいせつ行為をしたとして、警視庁志村署は8日、同意性交の疑いで、東京・世田谷区の29歳の会社員を逮捕した。

逮捕された男は、昨年11月30日午前4時ごろ、東京都内のマンション一室で、20代の女子大生にわいせつな行為をした疑いが強いとされている。この部屋には、女子大生が同行したとされ、男は相手の信頼を悪用して行動に移ったとみられている。

志村署によると、男は昨年9月に、女子大生が参加した就活イベントにて知り合い、その後も連絡を取り合っていた。事件発生前には一度、喫茶店で面会した際、女子大生が「3日後にまた会社の相談に乗る」と伝えていた。

犯行後、被害者は友人と連絡を取り、被害の詳細を話して警察に通報したという。志村署は事件の詳細について慎重に調べている。

最近、大学生を狙った就職活動中の詐欺や犯罪が増加しており、その背景には競争の激化や精神的なプレッシャーが影響していると考えられている。このような事件を防ぐために、学生は十分な注意が必要であり、危険を感じた際にはすぐに周囲の人に相談することが重要である。