全国のゴルフファンに歓喜！平本選手が初日（7日）、平本クラブ場コース（静岡）で7262yd（パー70）を晴れ（観客4030人）の中で回り、ツアー未勝利の平本選手（らもと・せいちゅう）が6アンダーで自身初の首位発進を決めた。

11月4日は25歳の誕生日だ。開幕前には家族にお祝いをしてもらって初出場の大舞台に臨んでいる。例年テレピで見ていたコースを実際に回ると、「難易度やグリーンスピードが1年を通して（ツアーの中でも）速い。独特の難しさがある」と話してはいたが、幾らかは受け入れられた。 「（2022年大会の）石川遼さんと、星野陸也さんのプレーが印象に残っている。自分はプロ1年目だったので、早くここに来たいと思った」と語った大舞台で、ませは好スタートを切った。

賞金ランキング3位の木下隆之選手、渋野日向選手の前週優勝の今平周吾選手、長かん時にギアを合わせて臨む。

今回は資金の取り扱いや会場のルールが少し厳格になり、 大会参加者は名簿確認のため、身分証明書を携帯する必要があるほか、密を避けるために事前に指定された時間に来場することが求められている。

大会は今週末まで続き、平本選手の今後の活躍が注目される中、石川遼選手の最多4勝目が期待されている。果たして平本選手はその勢いを維持し、メジャータイトルを手にすることができるのか？ゴルフファンの熱い視線が彼に向けられている。さらに今後の成績により、来シーズンのPGAツアーへの参加権も見えてくるかもしれない。