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ワタミ、すさまじい日本事業買収、フランチャイズ展開へ…2150店舗出店目指す「脱居酒屋」目指す : 読売新聞
2024-10-25
著者: 結衣
外食大手ワタミは15日、大手ファストフードチェーン「すし屋」の日本事業を買収し、国内でフランチャイズ展開を始めると発表した。コロナ禍を受けて居酒屋での宴会需要が減り、ファストフード業態への転換が急務となっている。
米寿司業界から、国内の運営を担う「日本すし屋」を買収し、15日付で完全子会社化した。買収額は非公開である。ワタミは今後10年間、すし屋を展開できる契約を結び、国内で2150店舗の新規出店を目指す。
ワタミは自社農場で栽培する有機野菜を活用するなど、既存の居酒屋事業に関する収益も見込んでいる。特に最近では、居酒屋経営から脱却し、カジュアルな飲食店業態の多角化を進めており、すし業態がその一環とされています。
東京都内で記者会見を行った代表者は、「居酒屋から、すし業態にシフトすることで、より多くのお客様にお楽しみいただけるようにしていきたい」と強調した。今後、若者層をターゲットにしたマーケティング戦略も予定しており、SNSを駆使したプロモーションも計画されている。
なお、日本すし屋はすでに国内に500店舗以上を展開しており、ワタミの新たな業態での成功を期待されている。近年は居酒屋の需要が減少傾向にある中で、すし業態は成長が期待されており、ワタミの戦略が注目されている。